前回書いた意識は具現化するの続きで、今日は恐れを具現化してしまった
私の話です。
恐れとは、一体どこからくるのか?
私が個人的に思うのは、安全ではない。守られていない感から
恐れが生まれるのかな?と思います。
自分でも最近まで気がつかなかったのですが、私は、恐れの強い人でした。
幼少の頃は、その恐れを具現化してしまっていたのでしょう。
暗闇に霊を見たり、声を聞いてしまったり、感じたり。
とにかく、色々なものが怖かった。
物音がすれば酷くおびえたし、エネルギーに敏感だったのもあって、
場のエネルギーの違いを感じては、怖くてたまらなかった。
そんな私は、数年前その頃通っていたヒーラーの方に、霊がついているわよ。
と言われ出す。それから、通うごとに霊の数は増えだし、霊を取ってもらっては
翌月行くと更に数が増える。しまいには、私の家の普段あまり使わない方の
トイレに霊がついていると言う。
もう、このあたりから私はノイローゼ気味になってきてしまい、人に会う度に
また霊をもらっちゃうかも。。。と思うようになった。
それからしばらくして、そのヒーラーさんが自分でも霊を取れるようにするための
ヒーリングクラスを行うと言うので、受講してきた。
そのクラスは、多次元キネシオロジーと言うもので、今私がやっているヒーリングは、
そのクラスがベースとなっているもの。
多次元キネシオロジー自体は、とても素晴らしいヒーリングメゾットだった。
心、身体、脳、魂、潜在意識、前世、カルマなどにもアクセスできて、
まさに色んな次元からアプローチして癒していくものなので、深く広く
ヒーリングが行われる。
ただ、「多次元」というだけあって、色んな次元にアクセスするこのヒーリングは
私の恐れをすごい勢いで具現化しまくってしまった
私たちが最初に習ったのは、浄化。
で、この浄化は何を浄化するのかと言うと、霊はもちろん、エンティティ、グレイ、
呪い、恨み、サイキックアタック、ect......
霊だけでも震え上がるほど怖いというのに、この浄化リストには、
私が知らない恐ろしい名前がいっぱい
このクラスが終わり、私はただひたすら毎日毎日浄化に明け暮れた。
友達と会えば浄化し、どこかへ行けば浄化し、子供たちが帰ってくれば
浄化する。そして家の浄化も怠らずにする。
恐れがどんどん具現化され、エネルギーに敏感な私は、更に敏感になり
行く場所場所で具合が悪くなる。
大勢集まるパーティー会場なんて、もうふらふらだった。
それから1年以上が過ぎ、あることに気がつく。
それは、面白いぐらいにどんどん霊がつき、どんどん具合が悪くなってくると
言うことだった。クラスを取り出した頃より、ものすごい霊の数がつくように
なってしまった。
こんなの異常すぎる。こんなの絶対におかしい。
けれども、私は浄化をやめられなかった。
もう、外へ出るのも人に会うのも嫌になってきた。
はい。もう完全なノイローゼですね。
なんか、すごい宗教に入ってしまったような、むしろ何かに取り憑かれていたような。
今思い出しても、凄かったな。と自分で思う(笑)。
恐れが進むに連れ、霊の数が比例して増える。
恐れが進むに連れ、憑く(と信じている)と具合が前より悪くなる。
こうやって、私は、私の中にある恐れを具現化し、ますます恐れの
ストーリーを作り出し、あたかもそのストーリが本物になっていく。
この恐れは、フィボナッチヒーリングのところで書いたように、先生のロンによって
私は抜け出せたわけだけど、私が何よりも恐ろしいと思ったのは、
人は、とことん自分のストーリーを生きるんだな、ってこと。
自分の意識や感情をここまで具現化し、そしてバカバカしいと思っていながらも
このストーリーを自分から降りることをしない。
それが真実だと信じ、どっぷりと浸かり苦しみ、しまいにはノイローゼに
なっていると言うのに、それが全てになってしまっている。
はぁ。我ながらに恐ろしい
完全にノイローゼだと言うのに、自分はまともだと思っていたことも恐ろしい
恐れや不安は、特に強いエネルギーで、それらを具現化しては
更に恐れ不安になり、を繰り返す。
まさに恐れや不安のスパイラルにのめり込んでいく。。。
ちなみに、恐れから抜け出し、恐れを具現化するのをやめてから
多次元キネシオロジーで習った霊やグレイやその他のエネルギーは
どう言ったものだったのかは、分かるようになりました。
恐れがある人が読んだら、みんなにこう言ったエネルギーがついているかと
思われるかもしれませんが、ないです。ないです。
あるエネルギーの種類をこう言った名前でネーミングされただけで、
こんなオドロオドロしいものは、ついていませんから。
私たちは、本来守られていて、どこにいても安全なのです。
不安や恐れを感じたら、それは、本当にそうなのかみてみましょう。
もしかしたら、自分が作り出したストーリーかもしれない。