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感情をどこで感じるか

  • 執筆者の写真: Yuka Suzuki
    Yuka Suzuki
  • 2018年3月29日
  • 読了時間: 4分

ハートの聖なる空間へ度々行くようになってから、ふと、

その空間にある手前の、あるエネルギーに気がついた。

そのエネルギーは、ある時いきなりハートから流れだし、

時にはそれはとても心地よく、時にはそれはとても不快なものだった。

エネルギーの重さも重いものから軽いものまでと色々だった。

これは、なんだろう?ハートに意識をおいていないのに、

突然流れ出すこのエネルギーは、なんだろう?色々調べて分かったのが、

それは、「感情のエネルギー」だった。

面白いのが、このハートから出てくるエネルギーだけでは、

感情の種類が分からないこと。

そして、自分の感情に気がつくより早く、ハートからこのエネルギーが流れ出すこと。

何も頭では感じていないのに、ハートからエネルギーが出てくることがある。

何も思ってないし、感じてないのに感情のエネルギーが突然湧いてくる。

それを言葉に変換すると、そのエネルギーが消えてしまったり、または、もっと強くなったり。

その感情を感じてはダメ、と思っている感情に関しては、言葉に変換した途端消えてしまい、

押さえ込んでいる感情に関しては、言葉に変換した途端、強くなったり。

そして、言葉に変換した途端、感情は頭で感じる。

元々感情とは、ハートから出てくるエネルギーであって、

知りたがり屋のマインドが、そのエネルギーを言葉に変換して、

その感情に理由をつけている感じがする。

だから、マインドでジャッジされた感情は、更に強くなったり、瞬時に消えてしまったり。

言葉に変換するのをやめて、ただそのエネルギーを感じきると、そのエネルギーはすぐに身体から出ていく。

小さな子供達は、きっとこの感情をハートで感じている。

だから、何かあると瞬時に泣いたり怒ったり笑ったり。

で、わーっと感情を出し切ってしまうと、ケロっとして遊び出す。彼らは、マインドではなく、エネルギーとしてしっかりハートで感じているのだろう。

ただ、このエネルギー、言葉に変換すると確かにマインドは落ち着きます。

特に心地よくないエネルギーが出てきてしまった場合、理由を見つけ、

だから私は今不安なんだ。と、理由と原因をマインドは探すことによって落ち着こうとします。

でも、時にマインドは、言葉が持つエネルギーに影響されてしまい、

ハートで感じるより更に感情を複雑にしてしまうこともあります。

はぁ、マインドって、本当に複雑。。。

うちの長女は、次女が生まれた時、とても不安定になってしまい、

突然怒りが湧いて、それを止めるのにとても時間がかったことがありました。

ある時、ようやく彼女が何に不安を抱いていて、腹を立てているのか分かった時に、

その感情を受け入れ理解し気づいてあげられなくてごめんねと謝まりました。

まだ2歳の彼女はボロボロと泣き、しばらく私を叩いて、そして安心したようにニコリと笑いました。

それから、彼女の癇癪はピタリとやみ、以前の彼女が戻ってきました。

まだ喋れなかった長女にとっては、不安や嫉妬と言うエネルギーが突如湧いてきて、

その不快なエネルギーに対処できなかった。そのエネルギーは、

止まることなく湧いてきて、それを怒りで表現していた。

その感情を理解し、受け止めた時に、ようやく彼女の不安や怒りが収まった。

彼女は小さかったので、母親の私が感情を受け止め理解することをしたけれど、

私たちの感情も同じで、無視したり、頭で理由をつけて感情を出さないことを説得するよりも、

ただ出てきた感情を受け止め感じてあげる。

そうすると、感情って2分もしないで、身体から出ていってしまうものなんですよね。

怒りを5分以上感じているのは、その出来事に怒っているのではなく、

過去に溜め込んだ怒りがまだあると言うことだ。という記事を読んだことがあるけど、

そもそも感情って、きちんと出てくる毎に受け止め感じきれば、

5分も感じ続けることってない気がします。

ずっとマインドで感情を感じることに慣れてしまった私たちは、

ハートで感じるのは、中々難しいかもしれない。

けど、もう一度ハートで感じることを思い出してみて欲しい。

感情ってもっとシンプルで、安全なものだから。

感情がただのエネルギーだと分かったら、溜めずにエネルギーは流していこう。

マインドが複雑化してしまう前に。


 
 
 

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