前回の続きです。
前回は、アダルトチルドレンは、代々引き継がれてしまう、と言うことを書きました。
今日は、起こるべくしてこのアダルトチルドレンが起きていると言うことを別の次元から
書いてみようと思います。
生きずらさや、どうしても同じパターンにはまってしまう人間関係やその他のものを探っていくと、
多くは幼少期に行き着くことが多いです。現世では。
どうして同じパターンから抜け出せないのかと年齢退行していくと、幼少期に行き着きます。
そして、インナーチャイルドを癒し、更にその先を探っていくと行き着くのは前世。
結局、前世でも同じように「母親から受け入れられなかった前世」だったり
人から受け入れてもらえなかった前世が、沢山出てきます。
魂が「私は人から受け入れてもらえない」と言うエネルギーのまま今世で生まれてきた場合、
そういった現実をまた今世でも生きていく設定になってしまっている感じがします。
俗に言うカルマ。
家系のカルマ、個人のカルマ。
親から子へ受け継がれてしまうインナーチャイルドは、実は、自分が前世で消化しきれなかった
カルマでもあるのだなぁ、とセッションをしていると思うことが多々あります。
今世だけで見れば、幼少期のトラウマが。
でも、もっと違う次元で見れば自分の魂に刻まれたカルマでもあるのだなぁ。と。
だから、親は沢山の愛を注いでいても、「親から受け入れてもらえなかった」と言う思いがある魂は、
どうやっても愛をもらっていると言う感覚が分かりずらい。
そして、成長し、周りがどんなに愛を持って接しても、「私は、人から受け入れてもらえない」と言う感覚があるので、
それが、どんどん現実になっていく。
そう、結局のところ、前世でも今世でも同じパターンに
はまっていってしまう。
幼少期から被害者意識で育った人は、大きくなればなるほど
その被害者意識も育っていき、その現実を常に見せつけられるわけで、その被害者感は確信となっていく。
幼少期→大人
前世→今世
と、生まれ変わっても、魂のエネルギーは変わることが
ないのかなぁ、と思います。
自分で、気がつき変えたいと思わない限り、自分が抱えた
思い癖と言うものは、延々と続いてしまうものなのかなぁ、
と最近思いました。
自分が変わりたい。と思えた瞬間が、変わるチャンスなのです。
そして、そう思った時に、変わるプロセスが動き出しているのです。
だから、前世がどうだろうと、幼少期がどうであろうと、
まずは、変わりたいかどうか。
いや、生き辛さをやめ、自分に戻りたいかどうか。
そう思えた瞬間に、自分に戻るプロセスが
動き出しているのです。
あなたは、今、どれくらい本来の自分に近いところにいますか?
次回は、家族がそれぞれ抱えたカルマを持って家族になる話をしたいと思います。